高い建物をやや見上げるような角度で撮影すると、どうしても先すぼみに写ってしまう(四角いビルが台形になる)。これを、ShiftN というソフトを使うことで、ほぼ自動で補正(あおり補正)することができる。
補正の流れ
- 補正する画像を読み込む。
- 「Automatic correction」ボタンをクリックする。
- 補正結果を保存する。
補正前・補正後の比較
ShiftNの良いところ
- 知識がなくてもワンクリックで補正できる(手動でパラメータを調整しながらの補正もできるが、設定は難しい)。
- 建物外観だけでなく、室内を撮影した画像でも同様に補正できる。
- 画像の読み込み・書き出しが、クリップボード経由でもできる。
- 補正すると画像が矩形でなくなるが、書き出しやクリップボードにコピーする際、矩形にトリミングしてくれる([options]-[Type of output]の "Trim pictures automatically" にチェックを入れる)。
補足
- 超高層ビルを、ほぼ真下から撮影したような極端な写真は補正できない(手動補正してもかなり不自然になる)。
- 被写体や解像度にもよるが、補正された部分は、どうしても画像が荒くなってしまう。