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2019年5月16日木曜日

全天球画像に写り込んだ三脚を Affinity Photo で消す方法(その1)

以下、リコーの THETA で撮影した全天球画像で確認。

1.Affinity Photo で全天球画像を開く。

2.全天球画像編集モードにする(「レイヤ」-「ライブ投影」-「正距円筒投影」)。

ドラッグして三脚が写っている場所を拡大表示する。クランプ型三脚と短い一脚ポールを使っているが、その影が大きく写っている。

3.インペンディングブラシツールで三脚を塗り潰す。

ブラシの幅を調整後、ドラッグして三脚と影を塗り潰す。
編集結果。

4.全天球画像編集モードを解除(「レイヤ」-「ライブ投影」-「投影を削除」)。

※上記方法で、三脚や影をキレイに消せない例

三脚の下が、砂地やアスファルトのような比較的単調な模様であれば、上記方法で、あまり違和感なく消せるが、ブロックやタイル敷きの場合、目地があるので、うまく消すことができない。

影が目地を跨いでしまっている。
三脚や影は消えるが、影があった場所の目地のパターンが不自然になってしまう。

この例のように、三脚やその影が目地を跨ぐと上手く消せないので、可能であれば、そうならないよう撮影時に三脚の設置場所等に注意する。困難な場合は、全天球画像に写り込んだ三脚を Affinity Photo で消す方法(その2) で消す。