投稿一覧

format_list_bulleted 投稿一覧

ブログ内検索

2019年5月18日土曜日

全天球画像に写り込んだ三脚を Affinity Photo で消す方法(その2)

三脚やその影がブロックやタイルの目地を跨ぐと (その1) の方法では、目地のパターンが不自然になってしまう。手間はかかるが、以下の方法で消すことができる。以下、リコーの THETA で撮影した全天球画像で確認。

1.Affinity Photo で全天球画像を開く。

2.全天球画像編集モードにする(「レイヤ」-「ライブ投影」-「正距円筒投影」)。

三脚の影が目地を跨いでいる。

3.フリーハンド選択ツールで三脚と目地でない部分が重なっている範囲を選択する。

フリーハンド選択ツールで消したい範囲を選択する。
「タイプ:」をポリゴンにして多角形で選択できるようにする。
ブロック(タイル)上の目地でない部分の消したい範囲を多角形で選択する。

4.コピーブラシツールで選択範囲内の三脚を消す。

コピーブラシツールでコピー元をコピーすることで消していく。
1)Alt+クリックでコピー元を指定する。2)選択範囲内をクリックしてコピー先を指定する(これを繰り返して三脚や影を消していく。必要に応じてコピー元を再指定する)。
コピー元とコピー先の位置関係によっては、コピー先に目地がコピーされてしまうことがある。その時は「整列」のチェックをはずす。
※他の箇所についても 3.~ 4. を繰り返して消していく。

5.フリーハンド選択ツールで三脚と目地が重なっている部分を選択する。

三脚や影が目地を跨いでいる部分を選択する。

6.コピーブラシツールで目地上の三脚を消す。

1)Alt+クリックでコピー元を指定する。2)選択範囲内をクリックしてコピー先を指定する(これを繰り返して三脚や影を消していく。必要に応じてコピー元を再指定する)。
※他の箇所についても 5. ~ 6. を繰り返して消していく。
編集結果。

7.全天球画像編集モードを解除(「レイヤ」-「ライブ投影」-「投影を削除」)。